セカンドID「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方
私が、小橋賢児さんを知ったのは、
TheUPDATEで。
Twitterのライブ配信で観ていた時。
『アイデアの磨き方』
俳優さんであることもマルチクリエイターさんであることも、
全く知らない私(20代)が読んで感じたこと。
プロローグ
この本は、自己啓発本でも、ビジネス本でもない。
- 人気俳優→突如休業→死の淵をさまよう→日本を代表するマルチクリエイター
- 堀江貴文氏『小橋賢児の生き方は僕に似ている。これが初めての本だなんて、信じられない。』
- 西野亮廣氏(キングコング)『読後は、きっと少し泣けて、肩の荷がおりて、最初の一歩を踏み出しやすくなっていると思います。』
セカンドIDとは。
この本は、小橋賢児さんの人生の一部が書かれている…
…これが…たった一部なの?とすごく驚いた…
今いる場所だけの私って…狭いんだなぁ…と感じた。
違う環境にも行くことが大事だし、新しいもので変化をすべきだと。
「昔はよかった」
「若いんだから、何だってできるだろ」
「いまの日本はダメだ」
私も今…よく耳にする…
書かれていることが、今まさに自分のこと。
どうやって捉え方を変えていくべきだろう?全く違う方向は、私にとってなんだろう?
ワクワクすることをしたい!と、妄想していても、できていなかったら、自分の枠から出ていないことになるのだろうか。
内からの気づきがセカンドIDにつながる。
アイデンティティ:
①自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。自己同一性。
②本人にまちがいないこと。また、身分証明。
出典:デジタル大辞泉
私はゼロになることが恐い
恐いけれど、
中途半端な自分が嫌だ…仕事が忙しいからって、自分がしたいことを無視するのは良くないと思った。
心って感情って大事なんだと思った。
音楽を通じて、心からあふれ出す感情や閉じていた感情に出会ったとき、自分の内側から「何かをしたい!」という想いが生まれる。
行動するって小さな事でも良くて、結果がでなくても、プロセスの方が大切で。
行動することで、場が変わり流れが変わるんだ。
いくつになっても誰もが子どものような想像力を「創造」に変えていくことができると思うんだ。
本当の自分…
瀕死の状態でどん底の場面。
あえて開き直って、逃げられない環境を作って、目標を達成する…
人は誰でも、3か月本気でやれば、変われると思う。
嘘だろ。無理だろ。
…そういうあきらめを最初から持たずに、変わる為に、行動すべきなんだ…
場を変えることが、また新たなことへのきっかけになる…狭いままじゃ、気づくことすらできないな。
たとえば、自分がイヤだなあと思うことが起きたとき、その「イヤだ」という意識を、あえていったん別の場所へ置いてみる。
ふむ🤔
やりたい。したい。っていう自分の感情も大事だけど、感情に振り回されてはいけないってことかな。
「想定外」「違和感」
TheUPDATEで言っていたことがここ…Chapter4に書かれている。
嘘のようなホントの話だけど、起きた出来事をどう捉えるかで、そのあとの未来が大きく違ってくることを身をもって知る出来事だった。
自分の常識とは違う常識を知ると、感性も視野も可能性だって広がる。自分の常識に固執して、違うからって反発して…そんなことしていたら、自分の世界が狭いままになるなと思った。
僕はいつも何かアイデアを構想するとき、「出会い」+「ストック」+「違和感」というこの3つのプロセスを大事にしている。
感じることを素直に。見失わないようにするには、ひとつだけの場所じゃなくて。広く行動することだと感じた。
本当の自分がしたいこと
しなくちゃいけない。とかこだわってないで、自分のしたいことをやってみればいい…小さなこと、自分がしやすいできることから、やってみる…!
まずは3か月…逃げないで小さなことだけど、やってみる。
そうやって、ひとつの極に留まらずに、両極を知るということに意識を向けていれば、必ずいままで出会ったことがない自分に出会える可能性が大きく広がると思う。
本の紹介
題名:
セカンドID 「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方
著者:
小橋賢児氏(コハシケンジ)
LeaR株式会社代表取締役。クリエイティブディレクター。1979年、東京都生まれ。1988年に俳優としてデビューし、NHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」など、数多くの人気ドラマに出演。2007年に芸能活動を休止。世界中を旅しながらインスパイアを受け、映画やイベント制作を始める。2012年、長編映画「DON’T STOP!」で映画監督デビュー。同映画がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にてSKIPシティアワードとSKIPシティDシネマプロジェクトをダブル受賞。また「ULTRA JAPAN」のクリエイティブディレクターや「STAR ISLAND」の総合プロデューサーを歴任する。「STAR ISLAND」はシンガポール政府観光局後援のもと、シンガポールの国を代表するカウントダウンイベントとなった。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会主催の「東京2020 NIPPONフェスティバル」のクリエイティブディレクターにも就任。さらにキッズパーク「PuChu!」をプロデュースするなど、世界規模のイベントや都市開発などの企画運営にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社:
きずな出版
定価:
¥1.400(+税)