って最初思ったの。普通、思うでしょ?アルバイトの時よりは働いてるんだし。
でも叫んでしまった・・・
『思ってた金額より少ないーーーーーーーなにこれーーーー!!!』って。
今までアルバイトをしていた時は働いた分だけ給料あったのになんで?って驚愕したの。そして思った。
私って、ぜんっぜんお金のこと知らない。日本経済のこと、税金のこと、何も知らない。日本にいるのに、生活しているのに、知ろうともしなかったんだ。
私、社会人2年目。
- 今年度から住民税も払わないといけない。
- こんなに税金引かれて、生活していけるの?
- やりたいこと、いっぱいある。人生だって楽しみたい。
- 将来、もしかしたら結婚して、子供が授かるかもしれない。
- 病気になったら?
- 年金のない、老後を過ごすかもしれない。
…どう人生を歩もうがやっぱり貯蓄はいると思うのだ。
でも、生活がギリギリ…貯蓄なんて夢のまた夢だよ…
働いて働いて…働くだけでいいの?
ほんとに?不安でしかない。
でも不安のままで何もしなくていいの?
ミッション1:給与明細の知識を手に入れる。
給与明細書の中身
給与明細書
給与明細書は、3つの項目に分かれている。
1つ目 | 勤怠(勤務)項目 |
---|---|
2つ目 | 支給項目 |
3つ目 | 控除項目 |
なんで給料明細じゃないんだろ…。
あ、バイトの時のは、”支給明細書 4月分 給与”って書いてある…(バイトの時は全く気にしなかった…)
勤怠(勤務)項目とは
どれぐらいの日数・時間を働いたか、休んだかが書かれている項目。
出勤日数、労働時間、有休日数、欠勤日数、遅早回数、遅早時間数、時間外、定時内深夜、時間外深夜、休日残業 など。
支給項目とは
支払われる給与の内容と金額が書かれている。
基本給、家族手当、勤務手当、残業手当て、など。
控除(こうじょ)項目とは
給与から差し引かれる内容と金額が書かれている。
社会保険料、税金、会費、家賃など。
控除項目は、社会保険料、税金の2つに大きくわかれるんだ。
つぎは、この2つについて考えていこう!
社会保険料とは
社会保険は、国や地方公共団体などが運用する、病気や傷害、事故、失業、老後の生活などのリスクに備えて生活を保障する目的で設けられた公的な保険(広義)
社会保険にも、2つのグループがある。
健康保険 | 業務以外のケガ、病院、出産、死亡に対する保障 |
---|---|
介護保険 | 介護が、必要な人に対する保障 |
厚生年金保険 | 老後の生活、障害、死亡に対する保証 |
報酬額×保険率=社会保険料。
と算出され、この保険料を会社と半分ずつ支払うんだ。
介護保険は、40歳以上65歳未満の人が給料から天引きされるんだ。だから、20代の私は、まだ天引きされていないんだね!
雇用保険 | 雇用に対する保障。 例)失業中の生活援助、育児中介護中などの在職時の援助 |
---|---|
労災保険 | 業務上、通勤中のケガ、病気、傷害、死亡に対する保障 |
税金:所得税と住民税 とは
所得税は、
- 所得に応じて国に納める
- 毎月の給与額に応じて源泉徴収される
住民税は、
- 所得に応じて、住んでいる地方公共団体に納める
- 前年の所得をもとに決められた税額を毎月6月から翌年5月までの給与支払い時に分割して特別徴収される
「所得」は「収入」のこと。
「課税」は税を納めるべき人に割り当てられる租税のこと。
「祖税」は法律に基づいて国民や住民から強制的に徴収する金銭のこと。
「徴収」は天引きのこと。
かな。
所得税はいくらになるか…
- 給与ー非課税給与額ー社会保険料=課税対象額
- 課税対象額を源泉徴収税額表に当てはめる
- 扶養家族等の人数や課税対象額によって所得税は変わる
- 非課税は、通勤手当や職務に必要な技術、資格、知識を習得する為に出席する研修会費用、授業料など。
住民税はいくらになるか…
- 住民税=都道府県民税=市区町村民税=地方税
- 前年1月1日から12月31日までの1年間の所得から基づいて算出
- 7月に1年分の支払い額が記載された用紙が届く(4月入社)
- 一律10%
まとめ
勤怠項目 | 働いた日数時間 | |
---|---|---|
支給項目 | 総支給額(基本給+手当) | |
控除項目 | 社会保険料と税金 |
またのご来場お待ちしてます